Ryan Takaba

Ryan Takaba

Ryan Takabaは、機能性・実用性・呪術性に根ざした理念のもと陶芸を行っているそうです。彼の作品に独自性を与えているのは、上記でいうところの呪術性であると思います。呪術性とは宗教性というか土着的というか原始的というのでしょうか。上手く言葉では説明はできませんが、明らかに、この呪術性こそが、彼を他の作品と差別化させていると思うのであります。

昨今、日本では安易な「シンプル・イズ・ベスト」的な考えで作られている陶芸作品にばかり出会います。今色々なところで、似たような雑貨屋がたくさんありますね。ありとあらゆるところにあります。吉祥寺、高円寺、渋谷、鎌倉、金沢、京都どこに行っても似たような雑貨屋があります。

そういったお店には、必ず「器」が置いてあります。そして、その器は真っ白で装飾もほとんどありません。造形が少し変わったものもありますが、大した違いを私は感じることができません。

作品に違いを感じないのは、それがアーティストであろうと何であろうと、自分は問題であると思うのです。もちろん、違いを本質的に感じさせるのは難しいことです。

Ryan Takabaの作品は、一見、ミニマリズムを標榜した作品に過ぎないと思いきや、それだけに留まらぬ何か「違い」を感じさせるのは、なぜなのでしょう。

 

シンゴ・クリハラ

Artist(s): Site: http://ryantakaba.com

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