Future Beauty 日本ファッションの未来性

日本が戦後に創造性という文脈において世界的に評価されたものは何なのか、と浅知恵ながらも考えた時に、すぐに思い浮かぶのが「家電」と「ファッション」であるような気がしています。家電といっても、それは、ほぼソニーのことを指しているのですが、「小型ラジオ」「ウォークマン」を代表するような本当の意味での創造的商品です。ファッションという文脈においては「三宅一生」のプリーツプリーズラインであったり、「山本耀司」の黒いドレスであったり、ファッションという文脈において真の創造を提供したのではないかと考えています。

この創造性は、結局のところ、個人に帰せられるものなのか(つまり、井深さんや盛田さん、三宅さん山本さんという個人に、創造の源泉が帰せられるものなのか)。それとも、家電やファッションという文脈が日本の持つ文化的資源を現代的に昇華されやすい文脈であったからなのか。

このような2項対立的な思考は、多くの場合間違いであり、真実の姿は、互いに影響し合っているのでありましょうが、私達は未来への責任という意味において、常に、この点に対して思考を続けなければならないと思うのです。

というのは(分かりづらい表現で申し訳ないのですが)、私達は創造性のヒントを「伝統的なカテゴリー」に目を向けてしまい、その「伝統カテゴリー」中でしか発想できなくなってしまうからです。そうではなくて、私達の創造性の本質は知るためには、現代的カテゴリーから逆算して、伝統との繋がりを見出さなければならないと思うのです。

あ~私の日本語表現の下手くそさに、恐縮ですが、そのためのヒントとして、今回のような展示会が参考になると思うのです。

東京都現代美術館HP ↓
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/schedule.html

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