覚悟

 

「応援したくなる企業」の時代 という本をパラパラと読んでいます。この本の帯には、「売らない企業が生き残る」とも書いています。

 

まだ読み切った訳ではありませんが、内容の骨子としては、小手先のマーケティングや顧客に媚を売ってモノ(有形・無形問わず)を売りつける時代は終わったと。その理由は、単純で、生活者がこれまでの供給者(大企業・政府・大手マスコミ)のやり方に辟易としたから、ということです。

 

モノを売るために巧く上手く甘く説得さえできれば、生活者はモノを買うはずだ、という供給者側の生活者を嘗めた態度は、生活者に見透かされている。こういうことに、未だに供給者は築いていないわけです。

 

では、生活者は供給者の何を観ているのか。それは「覚悟」であると、思います。「応援したくなる企業」の時代 では魂の共感が大事だと言っています。魂の共感ってのは、要は、その供給者の「一貫性」「哲学・思想」「ビジョン」と行動の一致を生活者が観察した時に、感動するかどうか、だと思います。

 

そして、上記の「一貫性」「哲学・思想」「ビジョン」と行動を一致させるには、覚悟を根本としなければなりません。なぜなら、覚悟がなければ、そんな大層なことを行えないからです。

 

自分の信条を押し通すためには、たとえそれがお客であったとしても「断る」ことをしなければならないき局面が訪れ、その局面で自分の直近の生活を守るのではなく、自分の信念を押し通せるかどうか。そこに覚悟が問われます。

 

逆説的なのは、この覚悟を持てた時に、初めて、顧客から応援される供給者となれることです。営業マンは断ることを覚えなさい の真意は、結構深いのだと思います。

 

シンゴ・クリハラ

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