忍耐

 

ある経営者の話では、経営に最も必要なのは忍耐だと、言っておりました。

 

その通りだなぁ、と思いました。ビジネスアイディアは、ほとんど失敗します。それは、やり方の問題かもしれないし、ビジネスモデルの破綻かもしれないし、資金の問題、スキルの問題、ニーズの問題かもしれません。とにかく当たらないのです。確かユニクロの柳井氏も1勝9敗と言いますが、こちらの思い通りにいかないのが経営であって、「ココだ!!」というポイントを見つけるまで、耐えて耐えて耐え続ける力=忍耐が必要、だということです。

 

特にスタートアップでは、資金がないので、仮に1つ大きな失敗を犯してしまったら致命的になるわけですから、1発で事業体が死なぬように小さく行うことが大事であることは間違いありません。しかし、スタートアップというものは大きな夢を描いてスタートしていることがほとんどですし、シリコンバレー等の成功物語ばかりを見聞していますから、小さく初めて、いつまでたっても小さいままでいるのは、「俺は一体何のために、こんなことをやっているんだ」と、必ずどこかで振り返ってしまうはずです。世間からは社長などと言われますが、小さな事業体であれば、大企業のサラリーマンより年収も少なければリスクも大きい。結局、そういう状況であっても、現状に満足せず、しかし現状を受け入れ、常に機を伺う「忍耐」が必要になります。

 

こういう忍耐の大切さを実感できるのは、自分が事業体を継続させていくための「忍耐」が欠けていたからこそ、今、とても強く、この大切さを思います。そして、この忍耐を支える源泉とは何か、と考えるのですが、きっと、それは事業体そのものの意義、そして忍耐そのものの意義を認識しているかどうか、であると考えるようになりました。耐えようと考えています。

 

シンゴ・クリハラ

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