シェア経済

 

今日(2011/06/28)のNHKのクローズアップ現代でシェア経済を取り上げていました。

 

母と祖父、自分でこの番組を観てまして、シェア経済に対する母と祖父のコメントそれぞれが非常に印象的でした。

 

母「今の若い人達は、みんな寂しいのかねぇ」と。

 

一方、祖父「ん~~。理想的なこと言っているけど、ビジネスだろ。」

 

どちらも間違っていないと思った。

 

「共有」というキーワードは、人間の消費欲求や所有欲に対するアンチテーゼとして盛んに語られています。しかし、人間の所有欲は、非常に原初的欲求である気がしますし、この所有欲を否定することはできないと思います。

 

一方、共有欲みたいなものは原初的欲求であるとは思えません。どちらかと言えば、共有することによって得られる経済的効果を期待するという因果経路がシックリきます。もしくは、人と共有することによって、新たな人と人との繋がりを期待したり、他人からの承認を求める欲求。こちらは原初的な欲求なのかな。

 

いずれにせよ、「共有」によって新たなに生まれてくる経済現象を、何か人間の中に新たな崇高な理念が育まれたという風な解釈で洞察するよりも、インターネット技術が切り開いた新たなビジネスモデルだと捉えて、そのビジネスモデルは人間の原初的欲求を満たしうるのかどうかと考えるべきだと思いました。

 

母と祖父という、インターネット事情にバイアス無しの人の意見から思い到りました。

 

 

シンゴ・クリハラ

“シェア経済” への2件の返信

  1. じいちゃん、衰えてないなぁ。もはや、じいちゃんじゃないなぁ。

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